求人票を、AIで書き直す
中小企業の使いどころと、始め方
「求人を出しても、電話が鳴らない」。原因は、募集の場所ではなく、求人票の中身であることが多いです。条件を並べただけの文章は、若い人の心を動かしません。かといって、社長に文章を練る時間はない。ここはAIに下書きを頼めます。ただし、中身が伴っていないと逆効果です。順番があります。
よくある困りごと
- 求人票が、条件の羅列になっている
- 応募が来ても、すぐ辞めてしまう
- 自社の良さを、言葉にできていない
AIに任せられるところ・人が残すところ
全部を任せようとすると、たいてい失敗します。線を引くのが先です。
始め方(4ステップ)
いきなり全社に入れないでください。1つの業務で、人が見ながら小さく回すのが王道です。
使う道具の種類
製品名ではなく、種類で押さえてください。道具は入れ替わりますが、種類と役割は変わりません。
| 道具の種類 | できること | 気をつけること |
|---|---|---|
| 文章生成の道具 | 求人票の下書き・言い換え・見出し案 | 給料や休日の数字を盛ることがある。必ず人が確認 |
| 画像を作る道具 | 職場の雰囲気を伝える図や挿絵 | 実際と違う雰囲気にしない。写真のほうが伝わる場面も |
| 採用サイトの更新 | 古い情報を消し、今の姿に直す | 求人票だけ直しても、検索される会社の姿は変わらない |
よくあるつまずきと、直し方
| つまずき | 直し方 |
|---|---|
| 中身が古いまま、求人票だけ立派にする | 入った人が「話が違う」と辞める。中身が先 |
| AIが数字を盛る | 給料・時間・休日は、必ず人が確認する |
| どこかで見た文章になる | 自社の具体(社員の年代・1日の流れ)を足すと、途端に自社の文になる |
| 会社名で検索した画面を見ていない | 若い人は応募前に検索する。まずそこを見る |
費用と、補助金の使いどころ
採用に関わる仕組み(採用サイト・求人管理)は、制度によって対象になる場合があります。人を雇う・給料を上げる場面では、補助金より助成金・奨励金が合うことも多いです。
補助金の使い方は、デジタル化・AI導入補助金の記事と、補助金の窓口 やまぐちで詳しくまとめています。市町ごとに使える制度は市町別の一覧から。
よくある質問
- AIが書いた求人票を、そのまま出していいですか?
- 出さないでください。とくに給料・勤務時間・休日の数字は、AIが実際より良く書くことがあります。最後は必ず人が確認してください。
- うちには書けるような「良さ」がありません。
- たいていの会社にあります。「社長が現場に出る」「休みが取りやすい」「日報がスマホでできる」。当たり前だと思っていることが、外から見ると良さです。若い社員に聞くのがいちばん早いです。
- 求人票を直せば、応募は増えますか?
- 中身が整っていれば増えます。整っていないのに文章だけ立派にすると、入った人が早く辞めて、かえって損をします。順番は、中身 → 言葉 → 外です。
- 何から始めればいいですか?
- 若い社員と一緒に、会社名でスマホ検索してみてください。出てくる画面が、応募前に見られている画面です。
「うちの場合、どこから始める?」60秒で見立てます。
困りごとを2つ選ぶだけ。合う入口と、始め方の順番をご案内します。設計から実行まで一緒に進める外部CDO(月額)もあります。
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※ この記事は、山口・周南の中小企業の現場をもとにした一般的な進め方の説明です。時間の短縮などの数字は目安で、業種や業務の中身によって変わります。道具の仕様・料金・データの扱いは、必ず提供元の最新の情報でご確認ください。