中小企業のAI活用ガイド
採用・求人票 ・ AI活用ガイド

求人票を、AIで書き直す
中小企業の使いどころと、始め方

最終更新 2026年8月19日 ── 山口・周南の中小企業の現場をもとに書いています。特定の製品名・価格は挙げていません。

「求人を出しても、電話が鳴らない」。原因は、募集の場所ではなく、求人票の中身であることが多いです。条件を並べただけの文章は、若い人の心を動かしません。かといって、社長に文章を練る時間はない。ここはAIに下書きを頼めます。ただし、中身が伴っていないと逆効果です。順番があります。

よくある困りごと任せられるところ始め方道具の種類つまずきと直し方費用と補助金よくある質問

よくある困りごと

よくある求人票・ 経験者優遇・ 要普通免許・ 月給◯◯円〜・ → 働く姿が想像できない働く1日が見えるか書き直したあと✓ 朝礼から始まる1日の流れ✓ 日報をクラウド化した、といった具体✓ どんな人と働くかが見える
図:働く1日が見えるか。前と後で、人がやることが変わる(目安)

AIに任せられるところ・人が残すところ

全部を任せようとすると、たいてい失敗します。線を引くのが先です。

求人票を書き直す前に中身(仕事の回し方)が整っているそのまま書き直してよい紙・手作業のまま先に中身を1つ整える自社の良さを30秒で言えないまず言葉にするところか
図:求人票を書き直す前に

始め方(4ステップ)

いきなり全社に入れないでください。1つの業務で、人が見ながら小さく回すのが王道です。

1今の求人票を、そのまま貼るゼロから書かせない。今あるものを直す2「働く1日」が見える形に、と頼む条件の羅列ではなく、時間の流れで3自社の具体を足すデジタル化の取り組み、社員の年代、休みの取り方4数字は人が確認する給料・勤務時間・休日。ここをAIに任せない
図:小さく試して広げる、4つのステップ

使う道具の種類

製品名ではなく、種類で押さえてください。道具は入れ替わりますが、種類と役割は変わりません。

道具の種類できること気をつけること
文章生成の道具求人票の下書き・言い換え・見出し案給料や休日の数字を盛ることがある。必ず人が確認
画像を作る道具職場の雰囲気を伝える図や挿絵実際と違う雰囲気にしない。写真のほうが伝わる場面も
採用サイトの更新古い情報を消し、今の姿に直す求人票だけ直しても、検索される会社の姿は変わらない

よくあるつまずきと、直し方

つまずき直し方
中身が古いまま、求人票だけ立派にする入った人が「話が違う」と辞める。中身が先
AIが数字を盛る給料・時間・休日は、必ず人が確認する
どこかで見た文章になる自社の具体(社員の年代・1日の流れ)を足すと、途端に自社の文になる
会社名で検索した画面を見ていない若い人は応募前に検索する。まずそこを見る

費用と、補助金の使いどころ

採用に関わる仕組み(採用サイト・求人管理)は、制度によって対象になる場合があります。人を雇う・給料を上げる場面では、補助金より助成金・奨励金が合うことも多いです。

補助金の使い方は、デジタル化・AI導入補助金の記事と、補助金の窓口 やまぐちで詳しくまとめています。市町ごとに使える制度は市町別の一覧から。

よくある質問

AIが書いた求人票を、そのまま出していいですか?
出さないでください。とくに給料・勤務時間・休日の数字は、AIが実際より良く書くことがあります。最後は必ず人が確認してください。
うちには書けるような「良さ」がありません。
たいていの会社にあります。「社長が現場に出る」「休みが取りやすい」「日報がスマホでできる」。当たり前だと思っていることが、外から見ると良さです。若い社員に聞くのがいちばん早いです。
求人票を直せば、応募は増えますか?
中身が整っていれば増えます。整っていないのに文章だけ立派にすると、入った人が早く辞めて、かえって損をします。順番は、中身 → 言葉 → 外です。
何から始めればいいですか?
若い社員と一緒に、会社名でスマホ検索してみてください。出てくる画面が、応募前に見られている画面です。
「うちの場合、どこから始める?」60秒で見立てます。

困りごとを2つ選ぶだけ。合う入口と、始め方の順番をご案内します。設計から実行まで一緒に進める外部CDO(月額)もあります。

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※ この記事は、山口・周南の中小企業の現場をもとにした一般的な進め方の説明です。時間の短縮などの数字は目安で、業種や業務の中身によって変わります。道具の仕様・料金・データの扱いは、必ず提供元の最新の情報でご確認ください。