中小企業のAI活用ガイド
資料作成 ・ AI活用ガイド

提案書・資料づくりを、AIで速くする
中小企業の使いどころと、始め方

最終更新 2026年8月19日 ── 山口・周南の中小企業の現場をもとに書いています。特定の製品名・価格は挙げていません。

資料づくりは、白い画面の前で止まる時間がいちばん長い。AIが得意なのは、まさにここです。ゼロから1を出す。構成のたたき台を作る。長い文章を短くする。人がやるのは、そこから先の「自社の言葉にする」作業です。この分担にすると、資料は速くなり、質も落ちません。

よくある困りごと任せられるところ始め方道具の種類つまずきと直し方費用と補助金よくある質問

よくある困りごと

これまで・ 白い画面の前で止まる・ 似た資料を探して真似る・ 半日かけて1本止まる時間をなくすAIを使うと✓ 構成のたたき台が5分で出る✓ 人は中身と、自社の言葉を足す✓ 1〜2時間で1本
図:止まる時間をなくす。前と後で、人がやることが変わる(目安)

AIに任せられるところ・人が残すところ

全部を任せようとすると、たいてい失敗します。線を引くのが先です。

その資料、AIに頼める?構成のたたき台・言い換え・要頼める自社の実績・数字の中身人が入れるお客さんへの約束・条件人が決める
図:その資料、AIに頼める?

始め方(4ステップ)

いきなり全社に入れないでください。1つの業務で、人が見ながら小さく回すのが王道です。

1誰に、何を、どうしてほしいかを1行で書くここが決まらないと、AIも人も迷う2構成のたたき台を出させる見出しだけ。中身はまだ書かせない3自社の具体を足す実績・数字・現場の言葉。ここが価値になる4最後に短くする長い資料は読まれない。1枚に収める意識で
図:小さく試して広げる、4つのステップ

使う道具の種類

製品名ではなく、種類で押さえてください。道具は入れ替わりますが、種類と役割は変わりません。

道具の種類できること気をつけること
文章生成の道具構成案・下書き・要約・言い換え事実と数字は必ず確認。それらしい嘘が混ざる
スライド作成の支援見出しから、たたき台のスライドを作る見た目は整うが、中身は薄い。人が足す
図解の作成流れ図・比較表のたたき台凝りすぎない。伝わる図はたいてい単純

よくあるつまずきと、直し方

つまずき直し方
いきなり完成品を作らせる構成 → 中身 → 短くする、の順で頼む
AIの言葉のまま出す自社の言い回しに直す。ここで差がつく
数字を確認しない実績・単価・納期は、社内の資料で裏を取る
長くなりすぎる「1枚に収める」と最初に決める

費用と、補助金の使いどころ

資料作成そのものに補助金が出ることは、ふつうありません。ただし、業務を効率化する仕組みの一部として導入するなら、デジタル化・AI導入補助金の対象になる場合があります。

補助金の使い方は、デジタル化・AI導入補助金の記事と、補助金の窓口 やまぐちで詳しくまとめています。市町ごとに使える制度は市町別の一覧から。

よくある質問

AIが作った資料は、お客さんに出しても大丈夫ですか?
たたき台としては問題ありません。ただし、そのまま出すのはおすすめしません。実績や数字を自社のもので置き換え、言い回しを自社の言葉に直してから出してください。
社外に出せない情報は、どう扱えばいいですか?
入力した内容が学習に使われない設定にできる道具を選び、それでも社外秘・個人情報は入れない、という線引きを社内で決めてください。伏せ字にして構成だけ作らせる手もあります。
どのくらい速くなりますか?
半日かかっていた提案書が、1〜2時間になる例が多いです(目安)。とくに「書き始めるまでの時間」が短くなります。
何から始めればいいですか?
次に作る資料で、構成のたたき台だけ出させてみてください。中身は自分で書く。これだけでも、手の止まる時間がなくなります。
「うちの場合、どこから始める?」60秒で見立てます。

困りごとを2つ選ぶだけ。合う入口と、始め方の順番をご案内します。設計から実行まで一緒に進める外部CDO(月額)もあります。

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※ この記事は、山口・周南の中小企業の現場をもとにした一般的な進め方の説明です。時間の短縮などの数字は目安で、業種や業務の中身によって変わります。道具の仕様・料金・データの扱いは、必ず提供元の最新の情報でご確認ください。