「持続化補助金、うちも使えるらしいけど、どこに行けばええん?」。周南でよく受ける相談です。持続化補助金は、地元の商工会議所や商工会と一緒に申請する補助金です。この記事では、周南で使うときの窓口・いくら出るか・補助率・計画書づくりの流れ・第20回の締切まで、順番にまとめます。
01持続化補助金は「地元の商工会議所・商工会と一緒に出す」
正式には「小規模事業者持続化補助金」。小さなお店や会社が、販路を広げたり、業務をよくしたりする取り組みに使える補助金です。ホームページを作る、チラシを刷る、店内を改装する。そういう前向きな一歩を後押ししてくれます。
この補助金には、大きな特徴が1つあります。地元の商工会議所か商工会の関わりが、申請に必要だということ。経営計画を、地元の商工会議所・商工会の助言を受けながら作る仕組みになっています。だから周南の事業者にとって、窓口はぐっと身近です。
▷ コツ:会員でなくても相談できる場合があります。「まだ入っていないから」とためらわず、まずは地元の商工会議所・商工会に電話してみてください。
02いくら出る?上限と特例
一般型・通常枠の基本の上限は50万円です。ここに特例が乗ると、上限が上がります。条件を満たすと、最大で250万円まで広がります。
特例には種類があります。インボイスへの対応や、賃上げの取り組みで、上乗せの枠が用意されています。自社がどの特例に当てはまるかで、狙える上限が変わります。
| 区分 | ねらい | 上限の目安 |
|---|---|---|
| 通常枠 (基本) | 販路開拓・業務改善の取り組み | 50万円 |
| 特例あり | インボイス対応・賃上げなど、条件を満たす取り組み | 最大 250万円 |
▷ 注意:特例の中身(インボイス特例・賃金引上げ特例など)と、上乗せの金額・条件は、公募回で細かく決まっています。ここの数字は第20回時点の目安です。自社がどの特例に当てはまるかは、必ず最新の公募要領で確認してください。
03補助率は2/3(赤字の会社は3/4)
補助率は、かかったお金のうち3分の2です。100万円の取り組みなら、上限の範囲で、そのうち3分の2が戻ってくる計算です。
もう1つ、覚えておきたい点があります。赤字の事業者は、賃金引上げ特例の枠で補助率が4分の3に上がる扱いがあります。苦しい時期に前を向いて動く会社を、少し厚く支える形です。
▷ 注意:補助率が上がる条件は、公募要領で定められています。自社が当てはまるかは、地元の商工会議所・商工会か、最新の公募要領で確認してください。
一人で抱えなくていい。
窓口が一緒に作ってくれる。
04周南の窓口はどこ?
周南で持続化補助金を出すときの窓口は、事業所のある地区で分かれます。おおまかに、この3つです。
商売している
商工会議所
商売している
商工会議所
地区にある
商工会
自分の事業所がどの窓口の管轄か分からないときは、まず徳山商工会議所に問い合わせれば、案内してもらえます。徳山商工会議所の連絡先は、電話 0834-31-3000。
▷ コツ:締切間際は、どの窓口も相談が混みます。特例を使いたい人ほど、早めに窓口へ行くのが得策です。計画書の中身を一緒に詰める時間が要ります。
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05計画書ができるまで(窓口サポートの流れ)
持続化補助金でいちばん大事なのが、経営計画書です。ここを地元の窓口と一緒に作ります。流れはこう進みます。
▷ 注意:様式4(事業支援計画書)は、窓口に発行してもらうものです。発行には受付の締切があり、申請の締切より前に設定されています。ここを逆算せずに動くと、間に合いません。
06第20回のスケジュール(時系列)
第20回(一般型・通常枠)の日程は、こう決まっています。様式4の発行締切が、申請締切より前にある点に気をつけてください。
▷ 注意:締切・様式4の発行期限・特例の条件は、公募回で変わります。ここの日付は第20回のもの。出す前に、必ず最新の公募要領で最終確認してください。
07出す前のチェックと注意点
出す前に、この順番で確かめてください。
- 自社が「小規模事業者」の範囲に入っているか(従業員数の目安がある)。
- やりたい取り組みが、販路開拓・業務改善の対象に入るか。
- どの窓口(徳山・新南陽・商工会)に相談するか、地区で確認する。
- 様式4の発行締切(12月4日)から逆算して、計画づくりの時間を取る。
- GビズIDプライムを、早めに取っておく(発行に日数がかかる)。
よくあるつまずきも、はっきりしています。
- 様式4の発行締切を見落とし、申請締切には間に合っても様式が間に合わない。
- GビズIDの発行が遅れて、電子申請ができない。
- 計画書がテンプレのままで、中身がうすい。
- お金が後払いだと知らず、立て替えの資金を用意していない。
08もう一歩くわしく:用語・つまずき・ケース
用語を、かみ砕く
| 用語 | この記事での意味 |
|---|---|
| 商工会議所・商工会 | 地元の事業者を支える団体。持続化補助金は、ここの助言を受けて計画を作る仕組み |
| 管轄 | 事業所の地区で、相談先が決まる。徳山・新南陽・周南市商工会 |
| 特例 | インボイス対応や賃上げなどで、上限が上乗せされる枠 |
| 電子申請(GビズID) | プライムでログインして申請。締切当日17:00は混む |
よくあるつまずきと、直し方
| つまずき | 直し方 |
|---|---|
| どの窓口か分からず動けない | 迷ったら徳山商工会議所へ。管轄を案内してもらえる |
| 会員じゃないからと諦める | 会員でなくても相談できる場合がある。まず問い合わせ |
| 様式4の発行締切を過ぎる | 申請締切に間に合っても、様式4が間に合わないと出せない |
| 特例の条件を確認せず上限を当てにする | 特例の中身は公募回で決まる。窓口か公募要領で |
ケースで見る(仮の例)
新南陽地区の鉄工所(社員5名・仮の例)。ホームページがなく、新規の問い合わせは年に数件。持続化補助金を知って、まず新南陽商工会議所へ。やりたいことを話すと、経営指導員が「何を載せるか」から一緒に考えてくれた。
計画は2回の相談で形になり、様式4を発行してもらい、GビズIDで申請。採択後にHPを作り、実績報告を出して入金。社長の言葉は「一人で書けと言われたら、たぶん出してない」。
持続化補助金のいちばんの特徴は、地元の窓口と一緒に作ること。書類の壁は、一人で向き合うものではありません。
- 窓口は地区で決まる。迷ったら徳山商工会議所へ
- 様式4の発行締切は申請締切より前
- 一人で書かない。窓口の助言を受けながら