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地元補助金

創業1年を越えたら受け取れる。山陽小野田市の「10万円×3年」補助金

荒木 🗓 2026.08.12 ⏱ 約8分
地元補助金 特定創業支援を受けて市内で創業。
1年続けたら、10万円×3年。
目次
  1. ふつうの創業補助金と、何が違う?
  2. お金の中身(10万円×3年=最大30万)
  3. 対象になる人の条件(表)
  4. 「特定創業支援等事業」って何?
  5. 受け取るまでの順番(図解)
  6. 3年間のもらい方(時系列)
  7. 用意する書類
  8. よくある質問

創業のときにドンとまとまった額をくれる補助金は、あちこちにあります。山陽小野田市の創業応援事業補助金は、少し毛色が違います。開業してすぐではなく、1年つづけた後から、10万円を3年間受け取る形。続けたことへのご褒美みたいな制度です。解説記事が少ないので、条件ともらう順番を、ていねいに図にしました。

01ふつうの創業補助金と、何が違う?

多くの創業補助金は、開業のタイミングで設備や店づくりのお金を出します。この制度は逆です。創業から1年を越えて、続いている人に出ます。見比べると、性格の違いがはっきりします。

見るところよくある創業補助金山陽小野田市 創業応援
もらう時期創業のとき(開業前後)創業1年を越えた後
回数基本は1回きり3年間くり返し
1回の額数十万〜数百万10万円/年
ねらい開業の初期投資を助ける続ける力を、毎年あと押し

「開業した瞬間」より「続けている今」を応援する。ここがこの補助金のいちばんの個性です。だから、これから開業する人がすぐ使うものではありません。すでに市内で1年やってきた人が、対象になります。

▷ コツ:開業のときの初期投資は、別の創業補助金で。この制度は「続けたご褒美」として、あとから重ねて考えると分かりやすいです。

02お金の中身(10万円×3年=最大30万)

金額はシンプルです。1年度につき10万円。最初にもらった年度から3年度間まで。全部そろえば、合計30万円になります。

1年目
10万円
+
2年目
10万円
+
3年目
10万円
=
合計
30万円

1回あたりは大きくありません。でも3年つづけて受け取れるのは、地味に効きます。家賃や光熱費など、毎年かかるものの足しにできます。

▷ 注意:「1年度10万円・最初の交付年度から3年度間」という数字は市の要綱に基づきます。使いみちや対象経費の扱いは、必ず市の最新の要綱で確認してください。

03対象になる人の条件(表)

ここは全部を満たす必要があります。先に表でチェックしてください。

チェック項目条件
創業からの期間創業後、引き続き1年以上事業を営んでいること
継続の見込みこれからも事業を続ける見込みがあること
市内であること市内に住民票があること(法人は市内で登記していること)
特定創業支援市の計画にある特定創業支援等事業を受け、市から証明書の交付を受けていること
市税市税等に滞納がないこと
その他暴力団に関係しないこと

カギは「特定創業支援等事業を受けて、証明書をもらっていること」。ここがこの補助金の入口になります。次で中身を見ます。

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04「特定創業支援等事業」って何?

むずかしい名前ですが、中身は市が用意した創業のための学びです。市の創業支援計画にそって行われる、セミナーや窓口相談などをまとめてこう呼びます。一定の内容を受けると、市から証明書が出ます。この証明書が、補助金の入口の切符になります。

証明書には、この補助金以外のうまみもあります。ざっくり、こんなメリットがあると言われます。

受けるだけで損はない仕組みです。これから山陽小野田で創業を考えているなら、早めに市の窓口で「特定創業支援を受けたい」と相談しておくと、後がスムーズです。

▷ 注意:登録免許税の軽減や融資の優遇は、国や各機関の制度で条件が別に決まっています。中身は市と各窓口で確認してください。ここでは「証明書が入口になる」ことだけ覚えておけば十分です。

05受け取るまでの順番(図解)

この補助金は、順番がすべてです。ひとつ飛ばすと対象から外れます。全体を先に見ておいてください。

STEP 1
特定創業支援を受ける
市の創業支援を受けて、証明書を出してもらう。ここが入口。
STEP 2
市内で創業する
市内に住民票(法人は市内で登記)を置いて開業。
STEP 3
1年、続ける
創業後、引き続き1年以上つづける。ここを越えて対象に。
STEP 4
申請する
申請書・事業計画書・決算書などを市へ提出。
STEP 5
1年目の交付
10万円を受け取る。ここが1年目。
STEP 6
2年目・3年目も申請
続けて申請すれば、3年度間まで受け取れる。

「特定創業支援 → 市内で創業 → 1年つづける → 申請」。この4段が背骨です。特に、支援を受けて証明書をもらうのは創業のタイミング。あとから振り返って足そうとしても間に合いません。先回りが肝心です。

▷ コツ:これから創業する人は、開業する前に特定創業支援を受けておくのが正解。1年後にこの補助金へつながる道が、そこで開きます。

063年間のもらい方(時系列)

時間の流れで見ると、こうなります。最初の交付を受けた年度が起点です。

創業のとき
特定創業支援を受け、証明書をもらう
この時点では、まだ補助金は出ない。入口の準備。
創業〜1年
事業を続ける
1年を越えると、対象になる。
1年経過後・初回
申請 → 10万円(1年目)
この年度が、3年カウントの起点。
2年目
申請 → 10万円
3年目
申請 → 10万円(ここまで)
最初の交付年度から3年度間まで。合計30万円。

▷ 注意:各年度の申請期限や受付の時期は、市の募集ページに明記がありません。毎年の申請の締切は、山陽小野田市の担当課へ直接確認してください。もらい忘れると、その年の分は受け取れません。

07用意する書類

申請のときにいるのは、だいたいこの顔ぶれです。

証明書の写しは初年度に出せばOK。2年目・3年目は、事業を続けている実績のほうが主役になります。決算書はふだんから整えておくと、毎年の申請がラクです。

▷ コツ:申請書や事業計画書の下書きは、AIに手伝ってもらえます。数字と、続けてきた実感は、自分の言葉で足してください。そこが伝わる書類になります。

08よくある質問

開業したばかりでも、もらえる?
すぐには出ません。対象は「創業後、引き続き1年以上つづけている人」。1年を越えてから申請できます。開業直後の初期投資は、別の創業補助金を検討してください。
合計でいくらまで?
1年度10万円で、最初の交付年度から3年度間まで。全部そろえば合計30万円です。1回あたりは小さくても、3年つづくのが強みです。
「特定創業支援」は必ず要る?
要ります。市の特定創業支援等事業を受けて、市から証明書をもらっているのが条件です。証明書がこの補助金の入口。創業のタイミングで受けておくのが確実です。
市外に住んでいても対象?
個人は市内に住民票があること、法人は市内で登記していることが条件です。市内で暮らし、または市内に会社を置いて事業をしている人が対象になります。
申請はいつすればいい?
各年度の締切は、市の募集ページに明記がありません。毎年の受付時期は、山陽小野田市の担当課へ直接確認してください。もらい忘れると、その年の分は受け取れません。
荒木
合同会社Ring's / 山口・周南で中小企業の経営に伴走