中小企業のAI活用、よくある形
業種より、作業の性質で決まる
「うちの業種でも使えますか」とよく聞かれます。 使えるかどうかは、業種ではなく作業の性質で決まります。ここでは、どの会社にも共通して現れる3つの形をまとめました。
実績ではなく「形」で話す理由
よその会社の「◯%削減」という数字は、その会社の条件の上に成り立っています。
同じ数字が自社で出るとは限りません。だからここでは、数字ではなく形を書きます。形が同じなら、自社でも起こります。
書く仕事の形
探す仕事の形
過去の書類の中から、必要なものを探す仕事です。
前の見積、似た案件の資料、以前の議事録。「あれどこだっけ」に使っている時間は、思っているより長いです。
この形は、書類がデータになっていることが前提になります。紙のままだと探せません。
まとめる仕事の形
長いものを短くする仕事です。会議の録音、問い合わせの履歴、アンケートの回答。
人が読むと1時間かかるものが、要点だけなら数分で読めます。全部読むのをやめるのではなく、読む前に当たりをつける使い方です。
向いていない仕事
向いていない仕事もあります。
- 決めること:材料はそろえられますが、決めるのは人です。
- 正確さが命の計算:金額そのものの計算は、これまでの仕組みのほうが確実です。
- その場の空気を読む対応:クレーム対応の一次受けは、人が出るべき場面があります。
自社に当てはめる
よくある質問
- 他社の成功事例が知りたいのですが。
- 数字つきの事例は、その会社の条件があって成り立ちます。同じ数字が自社で出るとは限りません。ここでは、どの業種でも共通して起きる「形」のほうを載せています。
- うちの業種でも使えますか。
- 業種より、作業の性質で決まります。書く・探す・まとめる、が毎週あるなら使えます。
- 現場作業が中心の会社です。
- 現場そのものではなく、その前後が対象になります。日報、報告書、見積、マニュアル。手を動かす前後の書類仕事です。
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